OCNエコノミーについて
まえがき
「OCN」とは、NTTのOpen Computer Network の略で、NTTが1996年12月から提供しているインターネット接続サービスの名称です。
接続形態により、OCNダイヤルアクセス、OCNエコノミー、OCNスタンダード、OCNエンタープライズがあります。 。
「OCNエコノミー」とは、128K専用線接続を、月額\38,000(回線料含む)で実現できる接続サービスです。
また、OCNエコノミー接続の中でも、DNSサーバの置き場所(?)により、URL、IPアドレスの個数が変わってきます。
(月額は、どちらでも\38,000です。) 詳細につきましては、→OCNのホームページをご覧になってください。
URL IPアドレスの個数 設置費、手間 自前でDNSを用意する場合 xxxxxx.yy.jp(独自ドメイン) 16個(または8個) 大 OCN側のDNSを借りる場合 xxxxxx-unet.ocn.ne.jp(OCN内のサブドメイン) 8個 小
気がついたところ(というか、バタバタしたところ、、、)
開通後、、
- 当初、当カフェでは、PC-UNIXでDNSサーバ、Webサーバを設置しようと考えていて、エコノミーの申請を出してからUNIXの勉強をしたのですが、UNIXの知識もさることながら、IP、DNSの知識が少なくて、で、なおかつ、予定のDOS/Vマシンの入手に手間取ってしまって、、、結局、MacでDNSを運用することにしました。
(QuickDNSの「Sample:OCN接続」には泣かされましたが、やっぱしMac、全然らくちんす。)- 工事日が予定より1日早くなってしまった。
(前の日にNTTの営業さんから「利用のご案内」のFAXをもらってあったからよかったが、OCNセンターから「利用のご案内」が来たのは、工事の次の日だった。)- 工事が終わって(ま、DNSサーバの設定もして)すぐにネットにつなぐ(外に出る)ことは出来るんですね。これが。
でも、ここが落とし穴。
相手先ホストによっては、接続までに非常に時間がかかったりするし、そもそも、外から自分のサーバが見つからない(入れない)、メールサーバには、LOOP EXISTとか言われる。
(後で気がついたんですけど、正式接続が済んでいないホスト(端末)からは、ネチケットとして、外に出ては、いけないようです。)- で「利用のご案内」とか読み直して、よく考えた結果、JPNICにドメインの「割当」は(OCNセンター側で代行してもらっていたので)済んでいましたが、「接続(申請)」がまだでした。
DNSを立ち上げた後に、確認メールをOCNセンターに出しなさい。と、記述があります。
(あの青い紙「DNSを自ネットワークに設置されるお客様へ」は、なんだか読みにくくて困ります。)- 大至急にOCNセンターにメールして、待つこと1週間。。返事が来ない。。。JPNIC、は、「接続」に日付が記入されているようだ、、、
(途中、MN128-SOHOのフィルタも引っかかっていたりとか、してたんですけど、、)
ま、外からウチが見えるようになったし、いっか、と、2週間後に確認メールが来ました。(やれやれ、、)
- 1台のマックだけで、DNS、Web、Mailを突っ込んでいたんですが、ML(List)もしたいけど、これ以上遅くしたくないし、で、ぐぢぐぢしていたら、
なんだか古いマック(IIvx)を貰えるという話がありまして、至急にEtherI/F(最近のマックには、最初からついているんですけどね)を買ってきて(店員さんにNuBUSのEtherっていっても、IIvxっていっても通じなかったりする)メールサーバを引っ越して、+リストサーバのでき上がりです。
- といっても、サーバの移動(IP変更)をするときには、DNS側でRefresh(リフレッシュ)とかExpire(有効期間)を調整しつつ、変更しなくちゃいけない、という知識は、その時には持っていなかったので、外からメールサーバに問題なく入れるようになるまで丸1日かかってしまいました。
[戻る]不備な点、不都合な点を見つけましたら、Cyberspace ATHENEUM・中村までお知らせ下さると、幸いです。