QuickDNS Pro 2.0の設定について(2)

DNSの定義(正引き)

「プライマリードメイン」から[新規]「●空のドメインを作成する」としたあと(「未定義ドメイン.」ウインドウが表示されているとき)
[ドメイン]→[ドメイン情報]として「ドメイン情報」ウインドウを表示させます。

(ドメイン名、各ホスト名の最後の「」は意味があるものなので、必ず記入します。)

各々の設定は、[ドメイン][レコードの生成]から、それぞれのレコードタイプを指定してレコードを追加し、
情報ウインドウ中、それぞれの行の「ホスト名」「パラメータ1,2」をクリックして入力します。

    • 1行目:取得ドメイン名、NS、プライマリDNS名
      OCNからの書類「ご利用内容のご案内」の中での「プライマリDNS」の名称を入力します。

    • 2行目:取得ドメイン名、NS、OCN側のセカンダリDNS名
      「ご利用内容のご案内」の中での「OCN側のセカンダリDNS名」の名称を入力します。

    • 3行目:取得ドメイン名、MX、10、メールサーバ名
      メールサーバを複数台設置するときに、プライオリティにより「10」より大きい数字、小さい数字を入れるようです。
      また、ここでは、メールサーバ名を記述していますが、OCN Tech Webのホームページでは、DNSサーバ名が入っています。
      DNSサーバとメールサーバを同一のマシンで運用する場合には、DNSサーバ名で、よいようです。(詳細不明です。)

    • 4行目:この行は(この例では)、記述は任意です。
      書かなくてもDNSは稼働できます。但し、この行は外から見ることが出来ます。

    • 5行目:プライマリDNS名、A、プライマリDNSのIPアドレス
      「ご利用内容のご案内」の中での「プライマリDNSのIPアドレス」を入力します。

    • 6行目:メールサーバ名、CNAME、プライマリDNS名
      メールサーバは、DNSと同じマシン(アドレス)で稼働させるという意味です。 マックで言うと、エイリアスといったところでしょうか。

    • 7行目:Webサーバ名、A、WebサーバのIPアドレス
      この例では、複数のマシンでサーバを分担していますが、1台のマックでDNS、Web、FTP、Mailまで、まかなうことも出来ます。(←Listまで同時に動かすときついみたいです)→サーバにするマシンの能力、トラフィックにもよりますが、

    • 8行目:FTPサーバ名、CNAME、Webサーバ名
      6行目と同様の考え方です。

    • 8行目以降:各ホスト(クライアント)名、A、IPアドレス
      また、LAN内でのクライアントがある場合は、8行目以降にクライアントにアサインするIPアドレスを追加していきます。
      (例:other.mydomain.co.jp、A、空きアドレス)
      クライアントへのIPアドレスのアサインは、セキュリティ対策にNATを回してからIPアドレスを振り直すとか、簡単に接続できるようにDHCPに回すとか、いろいろあります。

以上の状態で、[ファイル][別名で保管]とし、ファイル名が「mydomain.co.jp」であることを確認してから、保存します。
(保存するフォルダは「QuickDNS Pro Admin」のあるフォルダから「QuickDNS Data」→「Primary Data」の中です。)
(デフォルトで、ここになっているはずです。)

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不備な点、不都合な点を見つけましたら、Cyberspace ATHENEUM・中村までお知らせ下さると、幸いです。